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わたしの読書感想文たち
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「ホテルジューシー」 坂本司
評価:
坂木 司
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 620
(2010-09-25)

JUGEMテーマ:小説全般
 
むむーーー。私好みではなかった!

女子大生の浩美が、那覇のホテルでバイトをしながら、いろいろな背景を持った人と関わりを持って、そこから何かを学びとっていく、っていう短編集。
まずもって、「こんな女子大生今時いるんかい!」って思っちゃうくらい、浩美の頭が堅いんだなーー。そのせいか最初からあまり感情移入できなかった。
ホテルのオーナーも、ミステリアスなのが魅力といえば魅力なんだけど、そのミステリアスさがどこから出てくるのか最後まではっきり描かれなくて、拍子抜け。夜だけスーパーマン、っていう設定もどこか薄っぺらい。
「ドラマ化すればいいんじゃない?私は見ないけど」っていう感じの小説でした。もう少し、私に若さ溢れる頃に読みたかった。
ただ、沖縄ってトロピカルな南国ってだけじゃなくて、いろんな裏側を持ってるんだなってことは勉強させてもらった。甘い夢を見て訪れる人が多いからこそ、夢と現実の入り交じった不思議な空間が出来上がるんだろうなぁ。
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「月魚」 三浦しをん
評価:
三浦 しをん
角川書店
¥ 540
(2004-05)

JUGEMテーマ:小説全般
 

私には初めての世界でした。いろいろな意味で。

主人公は、古書店を営む真志喜と、古書の卸をしている瀬名垣の2人(どちらも男)。彼らが、過去の因縁にどう決着をつけるのか、どう前に進んでいくのか、っていうのを描いた作品。
タイトル通り、全編通して、月の出た澄んだ夜の、ひんやりとした空気感があります。私はこの雰囲気すごい好き。主人公2人には大して感情移入できなかったけど、古書っていう私には未知の世界がミステリアスで、もっと覗いてみたい、もっと知りたい、って思いながらページをめくりました。

たーーだし!主人公の2人がどうやらラブラブなんです!!いわゆるBLっていうやつですね!私、初体験だった!!序盤からちょいちょいBLを匂わせる場面が出てきて、そういうときちょっと「んッ・・・??」って思っちゃうあたり、私はまだ免疫がついていないようです。BLである必要あったのかしらーーー男女じゃダメなのかしらーーーー。まぁたしかに、綺麗な男同士であるからこそ、こんなふうにミステリアスで、現実なようで非現実なような、ぎりぎりのラインの物語が完成したんだろうけど。
むむーーーーーーー。
1つ言えることは、綺麗な小説だったということ。ストーリーうんぬんというよりも、雰囲気がとっても綺麗でした。
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「告白」 湊かなえ
JUGEMテーマ:小説全般
 

さすが、話題作。一気に読み終わっちゃいました。
最初の1行から、最後の1行まで、心臓をぐっと手で捕まれてたみたいでした。
少年Bの独白の章が、私的に特に吸い込まれてしまった。

こんな子たち(少なくとも少年A)がいるなんて信じたくない、って思ってしまう私は、まだまだ甘いんでしょうか。

おそらく傑作であるんだろうけど☆3つなのは、単に私の好きな小説じゃないから、ってだけです。
少年AとBを、どんな子役が演じたのかが気になる。
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「阪急電車」 有川浩
JUGEMテーマ:小説全般
 

読んで良かった。元気出た。

阪急電車(宝塚駅〜阪急西口駅)の間で起きる、人間ドラマの数々。端から見たら見逃しちゃうような小さなことでも、本人たちにとってはとってもとっても大きなこと。
どの登場人物たちも、みーんないい味出してて、ひとつ駅を過ぎる度に、じんわり胸があったかくなる。

この本を読み終わって、私もがんばろうって自然と思えた。
それはたぶん、登場人物みんなが、自分に正直に生きてて、まっすぐ自分に向き合ってて、そういう姿がすごくかっこよく思えたからだ。
弱い自分も、情けない自分も、全部一緒に乗せて、電車はゆっくり進んでいく。
ちょうど、仕事で大失敗しちゃってヘコんでるところだった私にとって、すごーい元気もらえる本でした。


阪急電車には何度も乗ってるはずだけど、残念ながら宝塚線の方。こっちの今津線にはおそらく乗ったことがないので、次に神戸に行ったときは絶対乗ってみたい。
できれば、「土曜日の2コマ目が終わる」くらいの時間帯で。
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「フリーター、家を買う。」 有川浩
評価:
有川 浩
幻冬舎
¥ 1,470
(2009-08)

 ひさーーーしぶりに本読めた!社会人になってから、めっきり小説が読めなくなっています。

結論、おもしろかった!

入社して3ヶ月で会社をさっさと辞めて、その後はバイトも続かず、ぐーたら過ごしていたどうしようもないフリーターが主人公。
ところがこの主人公が、お母さんの病気をきっかけにどんどん成長していく姿がかっこいいんだわ!
自分の過ちに気付いて、紆余曲折ありながらもそんな自分にちゃんと向き合う。
それと同時に、自分のことしか考えていない父親や、ストレスをためすぎて壊れかけた母親にも、ちゃんと向き合う。
唯一続いている土木工事のアルバイトにも、真摯に向き合う。
その結果、気持ちいいくらいどんどん事態は好転していく。
その過程がなんともさっぱり気持ちよくて。私もがんばろうって、元気もらえました。
夢も目標もなーんにもないフリーターだったからこそ、そんな自分を反面教師にどんどん成長できたんだなぁ。
人生に無駄なことなんて、きっと何一つないんだろうなぁってこの本読んで改めて思いました。

休日の良い息抜きになった!
私もいつかこの主人公みたいに、会社で上司からも後輩からも頼りにされて愛される立派な社会人になりたい!!!がんばらなくっちゃ!
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「Story Seller 2」 伊坂幸太郎他
JUGEMテーマ:小説全般

Story Sellerの一番最初のものがなかなかおもしろかったので、2も買っちゃった♪

やっぱり、伊坂幸太郎は圧倒的におもしろい!!「好きな作家は?」って聞かれて「伊坂幸太郎」って答えると、流行りを追いかけてるみたいでちょっと恥ずかしかったりするんだけど、やっぱり売れてるのには理由がある。「合コンの話」っていうタイトルで、その名の通り合コンの話なんだけど、書き方が変わってて、ちょっとずつ情報が小出しにされてく感じがぐいぐい引き込まれる。最後にスカッと謎が解ける爽快感も抜群。

近藤史恵の「レミング」は、1と同じく「サクリファイス」のサイドストーリー。相変わらず、石尾さんはかっこよかった。

有川浩の「ヒトモドキ」もおもしろかった。ぞっとして、最後少し悲しくなって、でもやっぱり怖かった。

あとの4つは、私的にはあんまりーーって感じでした。この7つの中でどの作品が好きかっていうのは、好みが別れるところだと思うから、他に読んだ人の感想も気になるなぁ。
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「ディスカスの飼い方」 大崎善生
評価:
大崎 善生
幻冬舎
¥ 1,575
(2009-01)

JUGEMテーマ:小説全般

この本を家に置いていたら、ママに「あんた、ディスカス飼うの!??」って言われました。笑 いえいえ、小説ですよ。

この人のどの作品にも満ちている静謐な空気感は相変わらず。1ページ目を読み始めた瞬間から、すーっと世界に引き込まれて、どんどん自分の深いところへ潜っていくような感覚。

主人公は、端的に言えばディスカスマニア。熱帯魚の中で最も飼育が難しいとされるディスカスを通して、”世界と一体に”なろうとしている。ディスカスの繁殖に対する筋道を考え抜くことで、世界を説明しようとしている。そのためには、恋人と別れることだって厭わない。

超簡単に要約すると、その主人公がディスカスの繁殖に成功するまでを、別れた(&その直後死んだ)恋人の存在と共に描いていく、という作品です。
私はこの本を読むまでディスカスという魚の存在も知らなかったし、その飼育がどれだけ高度な頭脳を必要とするのかも知らなかった。でも、この小説を呼んでいく中で、確かにディスカスの飼い方の中には主人公の言うような”世界とつながる筋道”があるのかもしれない、なんて思えてきたから不思議。というか、別にディスカスだけではなくて、この世の中のどんなことにも、世界とつながる筋道は存在するんだろうなぁと感じた。俗に言う「○○マニア」とか「○○オタク」とかいう人たちは、自分でも気付かないうちにそんな思いを持ってるのかもしれない。私は特に何かのマニアということはないから、こうやって1つのことを突き詰めていくだけの情熱や、新たな発見に至ったときの喜びを想像すると、なんだかうらやましい。

というように、ディスカスの飼い方を通して世界が見えてくる、みたいな考え方にはそこそこ共感できたんだけど、主人公が恋人の亡霊(?)に助けられる終盤のシーンはあんまり私の好みじゃなかった。単なる男の都合の良い妄想じゃないかーい!って思っちゃった。笑 あちゃちゃ。


私もいつか、これ!って思える何かを見つけられたりするんだろうか。
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「ロング・ウェイ」 小手鞠るい
評価:
小手鞠るい
祥伝社
¥ 1,470
(2009-10-27)

JUGEMテーマ:小説全般

いつもの通り、ぱっと見で選んだ小説。表紙はどこかの田舎町??って感じの風景だけど、話の舞台はマンハッタンやらニューヨークやら。登場人物もとってもスタイリッシュ。

話は、ひとつひとつの章で語り手が変わっていく形。双子の桜と楓、2人の人生に大きく関わっていく冬樹、冬樹の今の妻カリン、そして冬樹と桜の娘美亜子。
それぞれの考え方、それぞれの生き方、それぞれの道。
みんなそれぞれ何かを抱えていて、迷いながら目の前の道を進んでいる。
自分でも気付いていない自分を、知ってくれている誰か。いつの間にかその人たちが支えになっている。「いつでも、ここにいるよ」と言ってくれる誰か。

ロング・ウェイ=long wayだと思って疑わなかったけど、読み進めるうちにwrong wayでもあるんだなって分かった。
wrong wayも含めて、人生のlong way。いつだって自分はここにいて、その自分を信じて進むしかない。でもちょっぴり勇気が欲しいとき、周りにいてくれる大切な人たちを支えに、また一歩踏み出せる。


なるほど、作者の人、ニューヨーク在住なのね。どおりで、ぜんぜん日本の空気感がしない小説だと思った。
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「ホルモー六景」 万城目学
評価:
万城目 学
角川書店
¥ 1,365
(2007-11)

JUGEMテーマ:小説全般
 
いやーー、おもしろかった♪
でもこれは絶対「鴨川ホルモー」読んでから読むべき!じゃなきゃおもしろさ半減しちゃう可能性あり!!!

「鴨川ホルモー」のサイドストーリーが六編。ホルモーが関東にも!?とか、あのちょんまげにはそんな訳が!??とか驚きの事実がいっぱい!
特に私が好きなのは、「ローマ風の休日」と「長持の恋」かな。甘酸っぱいかんじ。
鴨川ホルモー以上に、人間模様に焦点を当てて書かれているので、ちょっとうるっときたり、きゅんとしたり。さらにホルモーの世界にはまっちゃいました。あー、京都行きたい。
続編出ないかなーーーーー。
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「鴨川ホルモー」 万城目学
評価:
万城目 学
産業編集センター
¥ 1,260
(2006-04)

JUGEMテーマ:小説全般


いやーー、実にくだらない!!(ほめことば)
おもしろかった!ホルモーやってみたい!!オニに会ってみたい!!!! 
京都って本当にこういう現実なのか夢なのか分からない空気が似合うなぁ。

ただ、私の読解力では、ホルモーの戦闘シーンがはっきり思い描けなくてそこが残念。展開、とか右翼左翼、とか。だからこそ、映画見てみたい!オニ語も聞いてみたい!

よくこんな発想できるなぁって作者を尊敬します。素っ頓狂で、非現実的、なのにいつの間やらぐいぐい引き込まれ、最後に残るのは爽快感。おもしろかった。
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